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意外と知らないガスのトリビア

ガスを利用していることは、面白いものが幾つか生まれてくることになります。その面白い部分を見ていると、徐々にですがガスの特徴が見えてきたり、変わっている部分が見つけられるかもしれません。

ガス料金のトリビア

  

ガスの月々の使用量ってどのくらい?

一人暮らしガス使用量

 ガスは、季節によって多少異なりますが、大体月々の使用量は世帯によって決まることになります。1人世帯の利用量は、大体5㎥となり、冬場になると多少増えるくらいになります。2人世帯は倍くらい使っているケースが多く、大体10㎥になります。4人世帯は、2人家族の倍くらいになっており、20㎥くらい利用していることになります。

 これを見ていくと大体わかるかもしれませんが、ガスの使用量は、月々の人数が多ければ多いほど、比例して増えていくような形となります。そして、倍数によって増えている形となり、1の2倍である2人世帯、2の2倍である4人世帯では、それぞれガス使用量は倍になり、ガス料金も倍になることとなります。

 使っているガス会社にも寄りますが、場合によっては2倍以上使っていることがあるので、ガス料金を考えていくためには、契約している会社による違いも把握することになります。大体人数が倍になってくると、料金が倍になってくると考えてもらえばわかりやすいです。

  

1度お風呂沸かすときのガスエネルギーとガス代

お風呂を沸かすエネルギー

 お風呂を沸かすことになった場合、どれくらいのガスを利用すれば、沸かすことができるのかは結構気になるかもしれません。使っているガスにも寄りますが、沸かすためには熱を加えることになりますので、そのカロリー計算をしていかなければなりません。

 200リットルを基準に考えると、必要なカロリーは5400キロカロリーになります。これをガスによってお湯にする場合は、大体0.5㎥のガスが必要になっているので、1㎥の半分あればガスでお湯を沸かすことが出来ます。

 このガス料金は、1㎥あたりの設定がどのようになっているかで異なりますが、都市ガスだと100円を切ります。逆にプロパンガスだと、150円くらい掛かってしまいます。都市ガスなら缶コーヒーを店頭で購入するくらいの金額で沸かせるものの、プロパンガスだとペットボトルの飲み物を自動販売機で購入するくらいの金額になり、実は結構高くなってしまうのです。

ガス事業者のトリビア

  

ガス会社の登録数(都市ガス・プロパンガス)

プロパンガス会社登録数

 ガス会社については、都市ガスとプロパンガスで大きく事業者の違いがあります。都市ガスの登録時業者は、2015年現在で206社となっています。一見するとそれなりに事業者がいるように思われますが、プロパンガスの登録事業者の数字を見ると、圧倒的に少ないことがすぐにわかるかもしれません。

 プロパンガス事業を行っている会社の数は、元売だと10社程度しかありませんが、小売業者が多数存在しており、小売を合計すると20000社を超えています。都市ガスの100倍以上の小売業者が存在しているので、その差は明確なものとなっています。数だけ見ると、プロパンガスの事業者が圧倒的に多くなっているので、利用する機会もプロパンの方が多くなっているかもしれません。

 ただ、ガス料金は都市ガスの方が安くなっているので、切り替えをしている家庭は若干増えている部分もあります。登録数に100倍の差があることは、案外知られていないかもしれません。

  

LNGとLPGの輸入量

LNG輸入量

 LNGは、液化天然ガスの略称で、LPGは通常のプロパンガスと考えていただければわかりやすいです。この輸入量は、近年傾向が変わりつつあり、名称が少し違っているだけで、相当な違いを持っているものと考えてください。

 LNGは近年輸入量が増えており、2014年現在で8900万トンとなっています。利用している家庭が大幅に増えており、現在はLNGの輸入量もかなり増加傾向にあります。安心できるものとして販売されていることも理由で、輸入量の増加は今後も続くものとされています。

 一方で、LPGの輸入量は、2013年で1140万トンとなります。日本は、LPGで世界最大の輸入国とされていますが、その数量はかなり減りつつあります。10年で3割くらい低下しているのは、LNGが登場してきたことで、日本でも利用するものがこちらに移行している部分があるからです。また、家庭用として利用されている以外にも、LNGには利用用途があるために、こちらが増えてLPGが減りつつあります。

 一応備蓄が可能となっていることもあり、徐々に輸入量が減っていることも現状にあります。

日本のガストリビア

  

全国のガス総使用量(世界の国と比較)

全国のガス総使用量

 日本が現時点で利用しているガスの量は、大体1125億㎥となります。この数字は、大体アフリカ諸国が利用している合計に匹敵する数字となっており、アフリカの国が全て利用しているものと、日本だけが使っているガスの量は同じくらいです。ただ、先進国の中で、日本はガスの使用量がそこまで多くありません。国土が小さいことも理由となっていますが、それ以上に先進国で使っているところがあるからです。

 最もガスを利用しているのはアメリカで、ここは7500億以上使っています。日本の6倍以上に匹敵する数字を使っているので、アメリカの使用量は群を抜いていると考えてください。次いでロシアが多いのですが、ロシアも日本の3倍以上に当たる4000億くらい利用しており、この2つの国が非常に多いとされています。

 近年は中国も利用量が増えており、日本を抜きつつあります。大きな領土を持っている国が、大体ガスの使用量でも上位に入ってくる形で、先進国では日本は下の方にいます。ただ、発展途上国と比べれば、多いことは事実です。

  

プロパンガスと都市ガスの契約世帯比率

都市ガス契約世帯率

 現在、プロパンガスと都市ガスは徐々に契約比率が変わりつつあります。都市ガスは2013年の時点で53%あり、世帯の比率としては徐々に伸びています、一方でプロパンガスは、徐々に価格が高いことから契約世帯が減りつつあり、現在は44%にとどまっています。なお残っている部分は、簡易ガスなどを契約している家庭であり、どちらにも属さないところです。

 都市ガスが増えているのは、価格がプロパンガスに比べてかなり安いところが理由となっています。安いガスと契約したいと思っている家庭が多いのは普通であり、都市部を中心に切り替えを進めようとする動きが見られています。
一方でプロパンガスは、利用しやすいという部分を持っている反面、価格が高いために契約する比率が減りつつあります。ただ、一括で契約しているマンションやアパートは多くありますので、そうしたところの需要はまだ残されています。
 
 比率としては、都市ガスが逆転しているものの、地方ではガス管を引くことが出来ないために、まだプロパンが主体となっているところもあります。

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