ホーム / トップニュース / 日本でガスを産出できる日がくるのか、エネルギー国日本へ!

日本でガスを産出できる日がくるのか、エネルギー国日本へ!

 日本に住んでいると、資源や燃料は海外から輸入するものと言うイメージがあると思います。最近では中東の政情不安などが原因で原油価格が高騰し、ガソリン代などが高くなっています。
エネルギー国

日本で資源の発掘へ

レアアースの取引中止

 さまざまな機械を作成するのに必須とされるレアアース類も、購入先の国から取引を停止されるという問題が発生しました。
レアアースの件は、幸いにも国内の研究者たちがレアアースを使用しない技術を研究しており、既に実用化段階まで進んでいたため大きな問題にはなりませんでしたが、日本と言う国が貿易を制限された場合の危険性を知らしめることになりました。

 そのため、日本だけで独自に採取、使用できる資源の調査が長い時間をかけて行われており、日本の領海に埋まっているメタンハイドレートの発掘、実用化や、海水中の貴金属、希土類を抽出する技術の研究が進んでいます。

メタンハイドレートの発掘成功!

 メタンハイドレートは、可燃性のガスと水分が混ざった物質で、深海の低温と圧力によって固形化した状態で海底に埋まっています。
調査ではボーリング船から長いパイプを海底まで伸ばして採取を行い、取り出したメタンハイドレートをガスと水分に分離し、純粋なガスの抽出に成功しました。

 この技術が実用化されると、世界でも有数の領海の広さを誇る日本にとって、大きなエネルギー革命となる可能性があります。

 現在確認されているだけでも、日本が100年以上ガスの輸入を必要としなくなるほどの量が埋蔵されており、一説によると、領海全体では日本のガス使用量の数百年分があると言われています。

貴重な新資源は火山が鍵になっている

 海底の土砂の中には様々なレアメタルが混ざっている事が確認されており、ボーリング調査や音波による調査が進んでいます。何故日本近海にこのような貴重な金属類があるのかと言うと、活発な火山活動が原因だと言われています。

 金属類は火山活動による熱や深海の圧力によって生成されるため、日本のように世界でも有数の火山地帯を抱えた場所で活発に作られ続けます。その為、海底にある資源を安く採取する方法の確立が求められているのです。
海洋資源

日本が資源国になる可能性!

 その他にも、海水中に溶け込んでいる元素を取り出す技術の開発も進められています。

 最近発表された研究では、海水から金や銀、原子炉の燃料となるウラン、その他にも電気部品に必須とされる様々なレアメタルの抽出に成功しており、コスト面が解決できれば日本が資源国となる可能性もあります。

 現在は資源が少ない日本ですが、採掘できる可能性のある資源をみると、実は資源輸出すら可能になると考えられています。

 現状では技術的な問題や、採掘費用で他の資源国に比べかなり割高になってしまうので輸出や実際に使用するのは困難ですが、もしもの時のことを考えた場合、自力で入手できる資源を用意しておかなければいけません。

実は広い日本、海洋資源の利用が重要な課題!

 日本は狭い国だと言われることが多いのですが、実は領海を含めた面積だと、世界で6番目に広いのです。周囲を広大な海に囲まれているため、海洋資源をいかに利用するかがこれからの日本にとって重要な課題となっています。

 現在は資源の大半を海外からの輸入に頼っていますが、国際情勢の悪化などの要因でいつ資源不足が起きるかわかりません。過去にはオイルショックもありましたし、日本に大きな傷を残した太平洋戦争も、大元の原因は輸入制限による資源の不足だと考えられています。

 日本の平和と繁栄を考える上で、他国に頼らない資源調達手段の開発はとても重要と言えます。

エネルギー不足に備える

 貴重な資源を無駄にしない技術の研究、資源を安く採掘できる技術は、これからの日本にとって特に大切なものです。世界人口の増加によるエネルギー不足の可能性も高まっており、新たな資源採取元として、海は世界中で注目されています。

次はこの記事

Energy efficient house.

大手都市ガス業者赤字に転落

目次1 大阪ガス純利益が前年の ...