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東邦ガス・丸紅がポルトガルの都市ガス事業に参画

丸紅とポルトガルへ共同参画

 7月29日に丸紅株式会社と東邦ガスはポルトガルで都市ガスの配給事業に参画すると発表しました。ポルトガルのエネルギー大手のガス配給子会社ガルプ・ガスナチュラル(略称:GGND)の株式を計22.5%取得することを発表しました。

 年内にも丸紅と東邦ガスが折半で約160億円を出資する予定です。
ポルトガル事業
            出典:東邦ガス

GGNDは7割のシェアを持つガス配給会社

 ガルプグループはポルトガルでガスの輸入や卸売り、小売りを展開し、GGNDは傘下の9社が約7割のシェアを持つ最大のガス配給会社で、首都リスボンを含め105万世帯にガスを配送しています。

 丸紅と東邦ガスがポルトガルは安定成長が見込めると判断した理由は、ポルトガルは液化石油ガス(LPG)からコストが安い天然ガスにシフトしているためです。このポルトガルへのガス事業参入は、日本企業によるポルトガルで初めての、且つ、欧州地域において最大のガス配送事業への参画案件となります。

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丸紅のポルトガル事業

 丸紅はポルトガルで発電事業にも参画しています。総発電量の2割弱の300万キロワット分を保有しているほか、上下水道会社にも出資しています。

丸紅のコンセプト

 丸紅は2014年3月に公表した中期経営計画において、「強いガス事業の構築」と「さらなる成長の実現」をコンセプトに掲ています。

 また、ガス事業の着実な成長とグループ事業の強化により創出したキャッシュフローを、健全な財務体質を維持しつつ、株主還元およびガス事業の広域展開や事業領域拡大に向けた投資に充てていく方針としています。

 丸紅は、オーストラリアにてガスパイプライン、ガス配送事業へ参画しています。このポルトガルのガス事業への参画を契機に欧州地域でもガス・インフラ資産の積み増しによる事業を拡大していく方針です。

 更に2014年にはポルトガル最大手の水事業会社AGS (Administração e Gestão de Sistemas de Salubridade)へ出資し、ポルトガルの人口の1割に対し上下水道サービスを提供しております。

丸紅の今後の方針

 今回ガス配送事業に参画することにより、ポルトガルの主要インフラ事業者として総合的な事業展開を図っていく方針です。

 今後は、欧州での更なる配送事業の拡大を目指すため、ポルトガルを初めとする海外事業運営で培ってきた知見を活かし、GGND社の事業運営を通じてポルトガルにおける社会インフラの整備・発展に寄与する方針です。

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